2022年9月17日土曜日

アンチャーテッドコレクション。「ステルスたのしい!」

 内容としては

・アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝
・アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団
・アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-

の上記3作品が入っています。

簡単に言えば「そうはならんやろ」という感じの大冒険をするゲームでしょうか。
ドンパチなどがあるもののけっこうコミカルにもしてあり、とても面白かったです。


ステルスの部分が面白かったのですが別にステルスゲームではない為、ステルス不可な箇所もあります。
ただここにちょっと不満があって、「ステルス状態で開始する」のにステルス不可の箇所が不明の戦闘というのがあって、自身の行動が悪かったのでステルスが解除されたのか分からないという問題。

おそらくでしか言えませんが、開発陣的には「最初の数人を削って戦闘の負荷を下げれますよ」みたいな事をしたいんだと思います。
そこまぁ理解できなくもないんですが、「セリグマンの犬を使った実験」を知っているでしょうか?

主に「学習性無力感」などの説明でよくみる内容です。
たとえば、不快を与える程度の微量な電気を回避可能な状態と回避不能な状態の2パターン用意します。
先に回避不能状態を味わった後に回避可能状態に置かれた場合回避行動をするかどうか。
という感じの内容です。
結果からいうと、電気ショックを回避できないと学習してる為、電気ショック回避を取らなくなります。

これと同じでステルス開始なのにどうしても100%見つかるという場合が何度かあると、ノーアラートが可能なエリアでもどうせ見つかるし、ステルス行動せずに最初からドンパチすればよくね?とう事になります。

いやまぁたぶん、アンチャーテッドの映画みたいなゲームの空気感を考えるとドンパチして欲しいって事なんでしょうが、「ここからは隠れられそうにない」とか「強襲するしかないか」みたいな言葉を入れたり、ムービーで強制戦闘に切り替わるとかしてくれればこんな手探りしなくていいのに・・・!っていうストレスがやばかったです。

もしも、開発陣はステルスを望んで無いんだ!!って場合はステルス戦闘機能なんてつけるなよ。っていう感じ。

コレクションをやって思ったことはなんかこうステルスの微妙感。
あくまでも面白かったっていう事を前提にちょっとこう足りないなぁという事を述べると、死体を隠せるようにするといった行動、死体を移動させる方法などが欲しかったです。


コレクションの古いほうは死体が落ちてても敵は反応しないので問題ないのですが、3のアトランティスなどは敵が死体を見つけると警戒かアクティブになります。

なので、ステルスキルをする場合も壁角や低遮蔽の引き込みキルが重要になります。
しかし、引き込みキルが難しいところや無理な場所(死体を隠せない)場所などがあり難易度がぐっと上がります。

まぁ、ステルス難易度が上がるだけならまぁ良いんですが、それによるステルス不可になるとむむむむむって感じになります。

ステルスの面白いところは敵の行動の観察、敵の感知範囲やなんの行動に反応するか、NPCを手探りで解析していく所・・つまりはシステムの作り込まれた部分を楽しめる所でしょうか。


まとめ

・ストーリーも面白かったですがステルス戦闘が特に面白かったです。
・開発はステルスさせたいの?させたくないの?どっちもさせたいの?
├ステルスさせたくないならそもそもそんな機能つけないで・・・
├どっちもやらせたいならステルス不可に入る箇所で何か合図が欲しい
└あと、NPCに死体発見動作をつけるなら死体を移動する方法を付けて・・・