2020年6月30日火曜日

電子妖精プロジェクトの話

そう言えばリブドルの影に隠れてブログの方では電子妖精の話はしていなかったですね。
電子妖精は2020年末リリース予定(※コロナにより延期が既に告知されている)の『ゲーム』と『Vライバー』と『リアルイベント』を繋げたコンテンツです。

もともとこのコンテンツにふれるきっかけになったのは先に述べたリブドルがSHOWROOMで配信したことです。
時期が重なっていなければきっと気づく事は無かったでしょうし、仮に知ることがあったとしてももっと遅い時期になっていただろうし、きっとそれはキャストが決まってからになってたと思います。

自分はちょっと絵を描いたり、ゲームを作ったりしながら『面白いコンテンツを作りたい』と『面白いコンテンツを楽しみたい』と思ってのうのうと生活してるだけなので。

リブドルの件で既に過去に話しているけれど元々はVには興味はなくて、それは単に今まで人間が生放送をしていたのがアバタに差し替わったに過ぎず『Vだから出来る』ところが無かったから。
実際に今、現在進行系でVtuberは増え続けているけれど人間をマスクする以外利点を見出だせず、ただアバタを持つだけで、今まで人間が顔出しでやっていた生放送と変わらない内容のVが溢れている。
容姿がマスクされる利点を強く受けれるのは最初の方のVでしかなく、現在参入するただのVは容姿端麗が前提で結局、評価基準から容姿が除外されただけになっている。
昔からある実況動画などでゆっくりやオリジナルの立ち絵を使って喋るのと対して変わらない。
そんな事は最初から分かっていたので興味が無かった訳です。
(絵がうまい・歌がうまい・トークが上手い・ゲーム上手い等々の人が人気がでるのは当然で人がアバタになっただけ)

それに穴を開けたのがリブドルでアニメを展開しつつ、そのキャラクターが『そのまま』直接ライバーとなるというのは新鮮であり、それに合わせて二次創作を使った応援システムが少しだけ創作出来る自分にはとても魅力的なコンテンツになった。
アニメの内容が応援の進行によりリアルタイムで変化する。
アニメでありながらアニメのキャラクターから直接レスポンスを貰える。
面白くないわけがない。

近いものではバンドリも演奏出来る声優で構成してゲームとアニメとライブを繋いでいて面白いけれど人間が表面にでた時点で境界が生まれてしまう。
それにアニメ+声優の組み合わせで直接レスポンスを貰うとかはそうそうあり得ない。

さて、えらく遠回りしましたが電子妖精の話をしましょう。
リブドルがアニメから攻めたのと同様に電子妖精は(未来に出来上がる)ゲームを主体にそのゲームキャラクターがライブを行う事になるのでキャラクターと直接コミュニケーションを取ることが出来る。
リブドルが面白いのだから、当然面白そうに感じるわけです。

ただ、リブドルと大きく違う点があり、リブドルは技術の塊と歌姫の歌唱・ダンス・演奏・言語力等のクオリティの高い『完成形』からコンテンツを提供しているの対して電子妖精は『これから出来る』コンテンツである事。

特にバ蠱毒こと公開オーディションは、コンテンツ費と言うにはドが過ぎるお金が掛かる(本当に推しこみたいなら毎回2桁万円は掛かるのがざら)。
最初から追うユーザーにとって電子妖精はコンテンツの未来とキャストの未来にどれくらいのお金を支払えるか?になる。
もしかしたら、キャストが全員決まってから追い始めたほうが良いコンテンツなのかも知れない。少なからずその方がお財布には優しい。

でも逆に考えれば、一部とはいえユーザー側が推したいキャストの選考に立ち会える事や選考に関与出来きるし、推したいキャストを最初から推していればこの先ゲームの出来る2年はほぼ活動を追えて、ゲームが出来てからも追えるならその間がとても面白いに決まっていると思うんですよ。

玉子のキャストが降りた事もあり、その面白さが2年以上続くかは勿論保証はないけど、少なからず自分はゲームが出来るまでの間、出来てからも楽しませてくれて、芯のあるキャストを応援してるつもりだし、キャストがキャストの間同様に楽しんでくれる信じてるし願っている。

最近VVVにも参加が決定していて、今後は【電子妖精】単位で動くこと多いと思う。
もとよりSRで競い合う形ではあるので個々の妖精の人気度やSRイベの勝利数のばらつきに悩ましく思う人も居るだろうし、キャスト側も焦りがあるかも知れないけれどンテンツ単位でみれば、よほどコケる事がなければ今後たぶん全体にバフが掛かると思うしあんまり不安に思わないで大丈夫かなと思っている。

あぁ、そうそうあともう一つ違う事があった。
キャストの公開について電子妖精はゲームが始まってからだったか(記憶が少し曖昧)、キャストについて公開をキャスト自身が選択できる方式になってる。
リブドルは逆に完全にキャスト=キャラクターであり、キャストの変更が無い限りキャストについては全く触れないし、変更の場合もキャストについては公開されない。


以下妖精と関係ない蛇足
Vだからこそというのは、他にバーチャル可憐だったり、バーチャルジャニーズだったりとあるけどもシームレスなコンテンツとなるとやっぱりフル3Dで回さないと継ぎ目に違和感がでる。
たとえばアニメ+Vとして可憐がでてきたものの2Dアニメと3D Vの組み合わせではリブドルように同じものと認識するのは無理があって、あの本編のキャラが直接生放送をするというエモさは半減する。
最近アイマスが3Dアニメの展開とSRで星井美希が配信するけどこちらの方が圧倒的に威力が高い。
あと少し伸びて欲しいのはブランド+VのSAMANTHAVEGAの織女星らへんですかね。